フーシーズ新着情報

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2008/04/28

<シルエットのお話>

最近の世界のトッププロのモダンドレスを見ていると、「ここへ来て随分シルエットがかわったなぁ」と実感します。これまでも、オーストリッチがなくなり、ストンと落ちるスカートが流行り、柔らかい素材の枚数を重ねたドレスが出てきて、円周をたっぷりとったスカートになり、羽根を縦に張ったり、スリットを入れてみたり、色々な形が出ていました。 つい2,3年前までは、フリルで切り替えたり、段々にしたり多少ボリュームを意識してあれやこれやつけてはみたものの、やはりまだベースはストンと落ちるシルエットのドレスに工夫されている、という印象がありました。
どちらかと言えば、イヴニングドレスのような、柔らかでしなやかに踊ると言ったスタイルだったように思います。
それが最近になって、チュールが出始め、オーガンジーが表に出るようになり、形もティアードスカート、エスカルゴ、と今までのストンとしたスタイルより色々な切り替えにより出てくる別のボリュームやシルエットも出始め、形も素材も様々。これまでは考えられなかった総スパンコールのドレスも生地の改良により可能になり、それを支えるためのパニエの復活等、色々なところに影響を及ぼすようになりました。
今年のUK選手権での印象は、とにかくボリュームのあるスカートでした。フリルやパニエを使うにせよ、ワイヤーでぐるんぐるんにするにせよ、サテンでもジョーゼットでもスパンコールでもとにかくボリュームのあるシルエットになったと思います。 この流行を取り入れつつドレスを仕立てていくと、体型的には外国人に比べたらボリューム感に劣る場合の多い日本人の体型には効果を発揮し、過去にオーストリッチを裾一周グルンと巻きつけたドレスのように適度な重さとボリュームを与えてくれて、中から持ち上げる力を発揮してもくれます。「これはいい!」と色々な素材や形でトライしてみましたが、それぞれの特徴を考慮してつくれば、とてもよく踊るドレスになっていきます。
段々フリルのスカートや極端に大きなスカートのドレスは上半身はいたってシンプルでフロートも落ちるだけの小さめ、で全体のバランスを取っているようですが、そこは少し考慮したいもの。今言えるのは、フリルでもサテンでも羽根でもチュールでもご自身の好きな素材を選び、ティアードでもエスカルゴでもスリットでもパネルでも形も好きにお選びいただける、ただひとつ、流行遅れに見えないようにしたいならば、シルエットをきれいなボリューム感のあるスカートにするということ、これだけで最先端のドレスに見えるような気がします。もちろん切り替えの位置やトップのデザインによって、バランスが悪く足が短く見えたり、背の低い方には向かないデザインもあります。でも頭の中に「きれいでボリューム感のあるAラインのシルエット」と常において考えられると、これだけの選択肢が広がった今、色々なチャレンジが可能になってくると思います。次にドレスをお作りになる場合はぜひ「シルエット」を重視して考えてみてください。立っているだけで似合う気がして、踊ったらすごく動いて見える、そういう体験が出来るかもしれませんよ!

2008/04/05

<SALE MARKET無料掲載期間実施のお知らせ>

日ごろよりご利用いただいております中古ドレス個人売買SALEMARKETが皆様の日ごろのご愛顧に感謝して、4月10日より5月10日までの間、無料掲載期間を実施いたします。SALEMARKETのページから簡単に申し込みできますので、この機会にぜひご利用ください。 
また申し込みを送信しますと自動的に「お振込みください」のメールが送信されますが、こちらはお振込みいただかなくて結構です。
「こんなもの、売れるのかしら?」とクローゼットの中に入っているようなドレスをお持ちでしたら、ぜひ一度トライしてみてください!

尚、期間前ではございますが、本日より受付ました掲載依頼は10日より順次掲載させていただきます。 

2008/02/25

UK Championships

去る1月22日から24日までイギリスで開催されたUK戦、ファッション面でもかなり変化があったように思われます。
UK戦のフロアーで今年特に目にとまったのは、ラテン、モダンともに羽根やフリル使いなど、ボリュームが出てきた、ということでしょうか?
個人的には「海外商社の戦略と言えなくもない」と思われる、オーストリッチ等の羽根使い、素材的にはボリュームを出し軽く柔らかいといった特徴がありますが、ラテンにも多く見られて来たことは、これまで多く見られて来たマイクロミニにフリルのスカートや竹ビーズだけのドレス等の軽く、コンパクトにまとまったラテンドレスたちにボリュームを持たせ、大きくても軽く動くなどと言う新しいスタイルなのかもしれません。
モダンドレスに関しては、羽根使いよりもより多く見受けられたのがフリルにワイヤーでぐるんぐるんと言った段々のスカート、今までは中に入れてボリュームを持たせる役目をしていた素材、チュールやオーガンジーを使ったスカート、今までのように裾がストンと落ちたものでなく、ラテン同様とにかくモダンもシルエット自体が立った状態でもボリュームのあるスカートへと変化しているようです。しかし私たち日本人は今新しいドレスを作ろうと考える中で、単純に流行を取り入れてぐるんぐるんのスカートを、と言っても必ずしも「流行りの良いドレス」にはつながっていかないように思います。私たちは体系に対する全体のバランスや羽根やフリル等、素材自体の動きや特質のメリット、デメリットを十分考慮した上で、流行をうまく取り入れ、踊るドレスを作って行きたいと思っています。

2007/12/24

お知らせ

12月25日より1月7日までお休みさせていただきます。1月8日より通常営業いたします。
Wishing you a very merry christmas and happy new year 2008!

2007/08/07

<SALE MARKET 無料掲載期間実施>

お手持ちのドレスを手放したいとお考えの方にご利用いただいております、中古ドレスの個人売買のSALE MARKETが日頃のご利用に感謝いたしまして、8月16日より9月15日までの1ヶ月間、無料掲載期間を実施いたします。ご自身で簡単に掲載出来ますのでこの機会にぜひご利用なさってみてください。 
http://www.fussis.com/program/salemarket/market.cgi

尚、期間中、掲載申し込みを送信しますと振込依頼の確認メールが配信されますが、こちらは自動配信ですので、お振込いただかなくて結構です。

2007/07/06

Bryan WATSON and Cermen 引退

5月のブラックプールにてワトソン組が引退しました。当日会場にいた、1ファンとして、友人として今回はお話させていただきたいと思います。
「9年間世界チャンピョンであり続けること」それは並大抵のことではないと思います。以前ワトソンには、クラウディア、カレンといったパートナーが、カルメンにはサンドロ、アランというリーダーがいました。その誰とも成し得なかった偉業をこのパートナーシップにして達成し、9年間持続させるというのはけして容易なことではなかったはずです。
前に聞いたことがあります。「why do you dance?」すると「because I love it」と。その気持ちが様々な試練を乗り越えチャンスを掴み、夢を追いかける原動力となっていたのでしょう。
当日の彼らのラウンドは夜8時、踊り始めると、私にはホール全体がもう最初のラウンドから彼らの引退試合になることを知っていたかのように、観客の目を引き付けて離さない、というように見えました。一つづつラウンドを重ねていくごとに少なくなって行く競技会でのダンス、いつになく盛り上がっていた水曜日のプロラテン、ファイナルになると今までの思いがこみ上げてきたのでしょうね、泣きながら踊る二人。その時点でもうホール全体が知っていたのでしょう、「もう二度と二人の勇士が見られない」という事を。
鳴り止まぬ歓声の中、結果発表を迎え、優勝者発表の後、初めて二人の引退がアナウンスされました。ホールにいた全ての人が彼らの勇士を称え、引退を惜しみ、喝采を送り続けていました。沢山の人の前で顔をぐちゃぐちゃにしながら歓声を受け、全てに御礼を言
い、競技フロアに別れを告げる・・・そんな儀式を目の前で見られたことは長年ワトソン組を見てきた誰にとっても忘れえぬ瞬間だったのではないかと思います。彼らはとても人気者でした。踊りはもちろんのことその人間性を人々は愛していたのではないでしょうか? 翌日彼に聞きました。「ホール全体が皆泣いていたんじゃないかな?」と。彼は「皆それぞれ泣く理由みたいなものがある気がする。過去そこを通り過ぎた人々は過去の自分と重ねて、今自分もその立場にいる人々は近く来るその瞬間に自分を重ねて、そしていつか自分もそうなりたい、と願う若者たちは将来の自分と重ねて」と。 ホールにいた人々が皆それぞれの思いと重ねてチャンピオンの引退を見守っていたのかもしれません。
5歳からダンスを始め、ブラックプールは始めてのジュニアの試合からずっと決勝しか経験したことの無いブライアン、17歳でダンスと出会い弁護士学校に通っていたにもかかわらず、ダンスの道に進み短期間で世界チャンピョンにまで登りつめたカルメン、「才能があるから」の言葉には「才能はあるにこしたことはない、人になかなか出来ないことが簡単に出来たりする。でも才能だけでは絶対にチャンピョンにはなれない」と言い切る二人。その裏には人に言えない苦労や葛藤、そして何より毎日毎日積み重ねた努力がその自信を裏づけし、9年もの間世界チャンピョンであり続けるエネルギーを作っていたのかもしれません。
二人の持つチャンピョンとしての品格、パフォーマンス、ダンスに対する姿勢、どれを取ってもGREAT CHAMPIONと呼ばれるにふさわしく、その二人が引退してしまうのは本当に寂しいことですが、世界ラテン界を担って立つニューチャンピョンに期待して、ブライアンとカルメンにはありがとうを送りたいです。
You deserved every emotion and praise you recived on the 30th, May. You are - and will
always be-the true champions forever.

2007/02/10

<The 2007 United Kingdom Open Championships>

去る1月23,24,25日とイギリスで開催されたUK選手権。今年のトレンドを作る最初の試合だけにファション面でも注目の1つです。
ラテンもモダンもやはり、「今の流行はこれだ!!」と言い切れるものは少なく、世界のトップを見ていると、自分たちのスタイルを重視して、それがたとえ流行にそぐわなくとも、今のスタイルを、その時の踊りや感情にあったものを追求し、挑戦しているように思います。ラテンで言えば、まだまだ竹ビーズやフリンジ、フリルや羽根など素材や使い方も様々、色にいたっては、昔はあまり見ることも少なかったグレーやオリーブ色、黄土色やこげ茶など中間色も多々目にしました。
モダンでも、羽根やフリンジ、花やフリルなど立体感のあるものも多々使用されていましたし、こちらも一件難しそうに感じる、オリーブ色やカプチーノ色、グレーなど、人とは違った個性を求めるドレスたちも多数目にしました。
モダンで得に感じたのは「後ろ姿のインパクト」でしょうか? モダンは踊っていると後姿が命です。いかにきれいなラインを出すか、ホールドを美しく見せるか、などドレス自体に求められる機能美も多々あります。 背中全面を覆い、ストーンデコレーションで人目をひくもの、フロートの素材や形で強烈なインパクトを与えるもの、後ろ姿にも色々工夫をできますが、気をつけたいのは時として、重く見えたり暗く見えたりするという点。背中の美しいラインを隠してしまうほど大きなフロートはかえってマイナス要素ですし、デコレイティブにしすぎて背中全体が重く見えては、いくらインパクトがあると言っても、踊りを考える上ではマイナスになってしまいます。
フロートを切り替えたり、背中に何かをプラスして、後ろ姿にインパクトを与えることは簡単なようですが、本体の色、身長などのバランス、素材の重さや形をよく考慮して、美しくそしてなおよく踊るドレスに挑戦していただきたいと思います。


左、肩から腕に石のチェーンが網状にかかっているもの。中。フロート自体に途中切り替えを入れ、レースを施しているもの。右、サテンプリントの大きなフロートをつけたもの。

2006/11/02

素材のお話<SILK>

最近フーシーズではモダンドレスにシルク生地を好んで使われる方が増えて参りました。シルクと一言で言ってもその生地の種類は様々ですが、ダンスドレスに使われるのは、ほとんどが「シルクジョーゼット」か「シルクサテン」ではないでしょうか? 
シルク生地は一般の化繊織物に比べ値段が高いのが特徴です。サテンでは3〜5倍以上するものも。 絹を製作する過程を考えれば仕方のない値段、ということになるのかもしれませんが、それにしても高いことには変わりありません。しかし最近ではストレッチするものや、多少リーズナブルなものも出てきていますので、選択肢は広がったかもしれません。 
では何故、とても高価なシルクがダンス衣装にも注目されるのか、 やはりそれは、「軽い」「やわらかい」「空気をはらむ」等、化繊では出ない風合いや繊細な動きがダンスに適していると好まれる原因になっているようです。 
しかしシルクは基本的に「しわになる」がつきものです。そんな素晴らしい風合いを持つシルクがいまいちダンスに浸透しないのは、高価だということに付け加え、この「しわになる」=「手入れが大変」につながるからではないでしょうか?  しかし私たちのもとへ、「あの人が着ていた、あのドレスの素材は何?」とか「このドレスはどうしてフロートがこんなに踊るのですか?」等の質問が寄せられ、シルクを試してみたいという方が増えているのも事実です。 シルクサテンでお作りしたスカートは本当に柔らかく、足に馴染み、適度な落ち感と共に風をはらむと大きく広がります。 シルクジョーゼットでお作りしたフロートは透明感があり、軽く、一度風をはらみ上がるとふわふわといつまでも空中に残る感じがします。素晴らしい素材のシルクですが、とにかくしわになります。 薄ければ薄いほど、しわになります。細心の注意を払っても、しわにならない、ということはないと言えるくらいしわになります。 アイロンで簡単にしわはとれますので、お手入れさえ怠らなければ、素晴らしい素材ですが、なかなかそこまで勇気を持ってやろう!という方が少ないのが現状です。踊った感じは間違いなく違い、ワンランク上の踊りを助けるドレスになってくれるかも知れません。ここ一番!というときにはシルクを使ってみることも選択肢のひとつかもしれませんね。

左から、シルクサテンのスカート・シルクジョーゼットのフロート(イエロー)・シルクジョーゼットのスカートとフロート(クリーム)・シルクジョーゼットのフロート(白) 

2006/10/02

SALE MARKET 無料期間終了間近!

中古ドレス売買専用ページのSALE MARKET、7月16日より無料期間を実施しておりましたが、10月15日までで期間終了となります。ご自身で簡単に掲載申込みできますので、期間内にぜひご利用ください。
http://www.fussis.com/salemarket/market.cgi

2006/09/04

素材のお話<プリント柄生地>

個性的なドレスの代表としても私用される「プリント柄生地」、一口にプリントと言ってもその柄は「アニマル、花柄、幾何学」と様々で素材も多種にわたり展開されています。プリント柄生地をダンスドレスに使用する場合、まず受ける印象は、「人と違う、派手である、個性がある、インパクトがある」など主に他との差別化といったところが大きいと思います。現在は、ジョーゼット、ライクラ、サテンなど、ダンスに使える素材も沢山プロデュースされていますので、モダン、ラテンとも色々な箇所に様々な使い方で用いられているようです。 柄ものの生地を使うに当たっては先に挙げた利点同様、カバーすべきウイークポイントもあると思います。 まず、協力なインパクトを与える柄だからこそ、「他にも使っている人がいる」など、人と重なることも考えられ、同じフロアーに同じ柄が二人いれば、差別化するはずの目的のドレスも出来合いを購入したかのように見えてしまうかもしれません。また「柄がうるさ過ぎてダンスが見えてこない」など、使い方、分量、箇所を十分考慮しないとボディーのシェイプがまるっきり見えなかったり、かえって踊りの妨げになることも考えられます。柄の大きさや柄自体の感じによっても、ドレスにした場合の見え方には大きな差が生じますので、どんなものにどんな風に使いたいのか、またそれらに適した素材、柄があるのかどうか、十分検討したいものです。 
私共では柄もののドレスを着たい、というお客様には、まず柄自体に気に入ったものがあるかどうか見ていただいて、イメージどおりのものがあれば、そこからデザインを考えていきます。 柄の形や特徴をいかしたデザインにしなければ、いくら柄が素敵でもなんとなく「パッ」としないドレスになるものです。お客様の中には柄ものの生地を「これで作りたい」とお持ちになる方もいらっしゃいます。 柄ものは第一印象ですぐ目に入ってきます。まずは柄自体にインスピレーションを感じるものを、まだ誰も使っていない新しい柄を、素材を見つけだし、ぜひ個性的なドレスに挑戦していただきたいと思います。

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